後継塾 第4講 テーマ「資金調達」
古山喜章です。
後継社長塾塾 第4講が終了しました。
今回のテーマは「資金調達」です。
前月の第3講で、25社の後継者が各自の面積グラフを作りました。
自社の財務状況をようやく理解できかけてきたところです。
自社の財務内容に対する、具体的な疑問・質問が、
ここへきてかなり増えてきたように感じます。
で、今回の「資金調達」です。
ゲスト講師には、元銀行のOBを招き、
資金融資に対する、今どきの銀行の考え方などを、
しっかり確認してゆきます。
“金利も振込手数料も、交渉する時代”
“企業側から交渉の申し出がない限り、銀行からは言わない”
“金融庁の指導では、代表取締役以外の連帯保証人を取ってはいけないことになっている”
“そのため、代表取締役から降りれば、連他保証人は外れるはず”
“支配人には、融資を決める権限はなにもない”
“融資はすべて、格付け(スコアリング)で決まる”
などなど、
まあ、日ごろの井上のセミナーでも申し上げていることですが、
実際の銀行OBが語る言葉に、各受講生は、興味津々といった様子でした。
“さっそく、ウチの取引先銀行に交渉してみます!”
と言った声がいくつか聞こえました。
つまり、10年前、20年前の銀行取引とは、違うのです。
過去の経験に縛られている人ほど、
この時代の資金調達で損をしているわけです。
要はすべて、交渉の時代です。
交渉に強くなる武器はやはり、貸借対照表(B/S)の財務内容を、
よくすること以外にないのです。
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