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2012年8月31日 (金)

B/S面積グラフから考えてみよう(45)

古山喜章です。

厳しい経営環境のなか、中小企業がしぶとく生き残るには、
総資産の回転、ということに目を向けなければいけません。
すなわち、
投じた総資産でどれだけの売上を計上できるか、
ということです。
これを、総資産回転率、と言います。
計算式で言うと、
 年間売上高 ÷ 総資産 となります。

1.5なら1.5回転、0.7なら0.7回転 ですね。

回転が多いほど、多くの儲けを生み出し、効率が良いのです。
カネ回りがよいのです。
とはいうものの、これも業種によって特性があります。

Bstaikeis
左側の赤いラインが売上高です。

~病院・ホテル・不動産業等~

病院・ホテル・不動産業など、いわゆる装置産業となる業種の場合、
建物、設備、土地、などの固定資産が売りモノの要素を持ちます。
なので、どうしても固定資産が膨らみます。
それでも目安としては、総資産回転率1.0回転は欲しいのです。

下の面積グラフをご覧ください。
Mensekirei46

左側の面積グラフでは、総資産回転率0.8回転です。
建物・設備・土地は事業に活用されているとして、
投資は不要です。
現預金と未収金で年商の4ケ月分くらいあるのも、多すぎます。
結局、その分、右側に借入金が増えるだけです。

借入れで過剰な現金を持って安心するような経理担当者では、
資金繰担当者としては失格です。
金利をマイナスだと自覚していないのです。

未収金も、ホテルや病院では、こげついたまま、
放置されている、というケースがよくあります。
不特定多数の顧客ですから、個々の金額は少額が多いですが、
不良の未収金が発生しやすい環境なのです。
それだけに、予防的対策や損切り処理が必要なのです。

投資については、いうまでもありません。
そんなことをして儲ける商売ではないし、そもそも、
医療法における病院業では許されていないのです。

で、不要な資産をある程度削ったときの面積グラフが、
右側のものです。
これで、総資産回転率は1.0回転です。

この業種は、大きな借入金が発生するケースが多いです。
ということは、その返済資金が残るだけの純利益が必要となります。
少なくとも、8%~10%程度の経常利益が欲しい商売なのです。
“うらやましい”と思う業種の方もいるでしょう。

さらに、減価償却が多いですから、残るキャッシュも多くはなります。
で、
“これだけ儲かるなら、ちょっとくらい株や投資で儲けてみよう”
と安易に考える経営者が、余計なものにカネを使いはじめると、
途端に資金繰りが厳しくなってゆくのです。

残ったキャッシュを、
借入返済原資と建物・設備のメンテナンス資金に運用するべきなのです。
業種・業態をわきまえないと、とことん痛い目に合う、
典型的な業種なのです。

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