営業マン 「7つの悪習慣」①
古山喜章です。
仕事柄、さまざまな業種で、それぞれの営業マンに接します。
ただ、業種は違えど、
営業マン特有の悪習慣は、共通しています。
まさに、「7つの悪習慣」があるのです。
個々の営業マンが、それらの悪習慣に陥ることなく、
業務に取り組めば、少なくとももう少しは業績が上がるのでは?
と思う機会がよくあるのです。
①~とにかく安く売る~
“〇〇ケース売りました!”
“〇〇台売りました!”
など、やたらと数量ベースで胸を張る営業マンがいます。
この悪習慣に陥るタイプは多いですね。
で、聞いてみると、単価がめちゃくちゃ安い。
他の営業マンからも、
“いやぁ。彼はウチの安売り王なんですよ”
と言われていたりします。
「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、
「安値売りの銭失い」になってしまっているのです。
このようなタイプの営業マンは、
“量を売ればいいい”
“とにかく売ればいい”
“楽して売りたい”
と考えている人が多いのです。
頭の中に、“儲かるかどうか”という判断基準がないのです。
利益を考えず、安い値段で提示すれば、
そりゃあ、ライバルよりも売れるでしょう。
しかし、営業マンとしては、下の下、ですね。
なんの知恵も工夫も努力もありません。
で、当然のことながら、
売れたからといって、儲かるわけではないのです。
安い値段で売り、他の儲けの足を引っ張ることになります。
それなら売らないほうがましです。
この悪習慣の営業マンが数人いると、
状況はますます悪化します。
営業部門をつかさどる幹部は、
“安売り”の悪習慣営業マンに目をつけて、
徹底的に矯正することをしてほしいですね。
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