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2012年8月24日 (金)

平成25年高卒初任給調査データ

古山喜章です。

労働新聞社が毎年行っている、
高卒求人票に記載される来年度(平成25年)の
初任給調査データが発表されました。
業種別と仕事の系統別、専門職種別に
毎年調査が行われています。

今年(平成24年)のデータと比較してみると、
こんな感じです。
25syoninkyu_2

上の表は、業種別・仕事の系統別データ、
下の表は、専門職種別のデータ、
の対前年比較です。
空白部分は、調査データがなかったところです。

特徴的な部分を見ると、上の表では、
技術・技能系は横バイで、
販売・営業系はアップ、
事務系は微増、
といったところです。
事務系平均が17万円代にほぼ近づき、
3分類ともに、高卒初任給平均が17万円代に突入してきた、
といったところでしょうか。

下の表(その他の職種)で見ると、
美容、接客、ドライバーが微増ですが、目立ったアップはない、
ということがわかります。
反面、バスガイドが92.54%というのが目につきます。

両者の特徴を合わせて考えると、
サービス業やサービススタッフにおいては、
まだまだ新卒雇用人件費の上昇が予測され、
正社員を抱える負担はより大きくなる、
ということです。
その流れが、接客・小売業のパート時給上昇、という、
昨今の動きにかぶさってきているのだと思います。

初任給の平均が17万円ということは、法定福利も加えると、
193千円代になるでしょう。
それだけでも、月167時間として、時給は1155円です。
さらに、賞与分が加われば、時給は1350円くらいになってきます。

そう考えると、
パートの時給を1000円にしても、それでも安あがりなのです。
特に、接客・小売業などの場合、
運営に必要な人数、というものがあります。
頭数を減らすことは難しいのです。
ならば、賃金単価を下げる=パートを増やす、
ということになりますね。

併せて、IT化やシステム化による、省力化を進めるのです。
売上が伸びない厳しい経営環境を乗り切るには、
これらのことを、いち早く進める企業が生き残ってくるのです。

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