営業マン 「7つの悪習慣」⑤
古山喜章です。
仕事柄、さまざまな業種で、それぞれの営業マンに接します。
ただ、業種は違えど、
営業マン特有の悪習慣は、共通しています。
まさに、「7つの悪習慣」があるのです。
個々の営業マンが、それらの悪習慣に陥ることなく、
業務に取り組めば、少なくとももう少しは業績が上がるのでは?
と思う機会がよくあるのです。
⑤~夜になると元気になる~
営業活動を終えて事務所に戻り、
日が暮れたころになると、やたら元気になる、
という営業マンを見かけます。
といっても、仕事に熱心に取り組むならいいのですが、
やたら“ペチャクチャ”としゃべってばかり、で困るのです。
結局、ダラダラ居るだけで、仕事の効率が悪いだけです。
外回りの業務で達成感を得ているのか、
やらなきゃいけない課題や翌日の準備・確認はほったらかして、
事務所内の人に話しかけては、相手の手までも止めさせてしまう。
これが数人集まると、まさに、“害人部隊”です。
そのような人物が年長者だと、
若手人材は気を使ってムダ話につきあい、内心では、
“はやく解放されて仕事に戻りたい”と思ってしまいます。
“あんな風にはなりたくない”と思われるわけですから、
仕事における信頼関係も生まれません。
で、さらに良くないのは、夜型営業マンには、
朝がサッパリおとなしい、という人が多いことです。
朝はまだ、頭の中が活発に動いていないのです。
そのような状態で、得意先などを回るわけですから、
印象が良いはずもないし、
厳しい交渉にたちうちできるわけもありません。
結局、生産性が悪くなるのです。
そのような人物を許す職場風土を変えなければ、
この悪習慣はなくなりません。
事務所のカギは夜〇時には締める。
消灯時間を設ける。
現行犯を見つけたらイエローカード(警告書)を発行する。
その実態を評価に反映させる。
などなど・・・。
厳しさのない職場風土から、強い企業体質は生まれません。
ぬるま湯は、怠け者の居心地をよくするだけです。
弊害をもたらす夜型営業マンがいないかどうか、
若手社員にでも聞いてみてください。
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