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2012年11月20日 (火)

B/S面積グラフから考えてみよう (55)

古山喜章です。

様々なオフバランスと資金調達が進み、
ようやく退職金を支給することになりました。
支給前の面積グラフは、次のとおりでした。
Mensekirei583

前回、(54)の項でも申し上げた通り、
退職金の額は、ちょうど、自己資本を上回るくらいの額です。
上の面積グラフで言うと、右下の剰余金がなくなり、
それを上回る額は、損失として、左側に計上されることになります。
それが、次のグラフです。
Mensekirei59

退職金を特別損失として計上し、
剰余金はきれいになくなりました。
で、左下の損失と、右下の資本金を比べてください。
損失が若干大きくなっています。
つまり、債務超過の状態になっているわけです。

債務超過といっても、
銀行借り入れもなく、資金繰りは回る状況なので、
別段、何も問題はありません。
しかも、わずかな超過ですから、通常どおりの業績ならば、
すぐに債務超過の状態から脱してゆきます。
仮に、銀行借りれがあったとしても、業況に問題がなければ、
債務超過は一時的であることを、説明すればよいのです。

とにもかくにも、
年度末の決算書は、上記の面積グラフで確定させたのです。
そして、その決算書をもとに、株価の算定を行ったわけです。
さらに、経営者がもらった退職金を、
少人数私募債にすることの検討も、同時に進めていったのです。
(つづく・・・)

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