店舗不要の時代
古山喜章です。
先日、我が家のDVDレコーダーに不具合が起こり、
新たなものに買い替えました。
買い替えは5年ぶりくらいなのですが、
立ち上げ時などの動作が極端に速くなっていることに、
まず驚きました。
と同時に驚いたのは、
基本画面の中に、TSUTAYAのアイコンが、
標準装備されていたことです。
家庭内で引いているLANケーブルを差し込み、
ID登録を済ませれば、その画面でレンタル可能です。
ことソフト業界で言えば、まさに、店舗不要の時代です。
高速通信のインフラが整い、音楽だけでなく、
映画もデータ配信で楽しむ人が増えてきました。
そうなればますます、
TSUTAYAのようなレンタルショップは、
実店舗が不要になりますね。
広い店舗を用意し、
DVDのパッケージを陳列し、
レンタルするディスクを探して手渡し、
またそれを回収して、元に戻す。
といった一連の作業が不要になるし、
客にしても、借りにゆく、返しにゆく、
ということがなくなるのですから、言うことはありません。
しかし、このようなことが一朝一夕にできたか、
と言えば、そうは簡単にはいきません。
自社の提供する価値や、取り巻く環境の変化を常に考え続けて、
実現へ向けて動き続けてきたから、できるのです。
5年先、10年先を考え、今から取り組むべきことは何か、
ということを、常に考えておいてほしいのです。
« 売掛金の回収期間を縮める努力してますか? | トップページ | 2012年 アクセスランキング »
「経営」カテゴリの記事
- コロナ対策 アップデート①(2021.01.26)
- 発想の転換を図れというが?(2021.01.24)
- 謹賀新年(2021.01.01)
- あけましておめでとうございます(2021.01.04)
- 「純現金収支」 って何のこと?(2020.12.21)
コメント