キャッシュレス対応 八策 その5
古山喜章です。
近隣交通費精算のキャシュレス対策のひとつが、
法人対応で電子マネーを使用する、という方法です。
最も汎用性が高いのは、
JRのスイカ機能が付いた、ビューカード、ですね。
これは基本、クレジット対応です。
言わば、法人契約のクレジットカードに、
スイカ機能が付いている、と考えればよいですね。
クレジット対応なので、本人からの支出申請は必要でも、
精算して本人に現金を渡す、または、給与で振り込む、
ということも不要になります。
クレジットですから、引き落としは少し先になります。
また、関東エリアなら、
スイカを利用できる店舗やサービスは、多岐にわたります。
幅広く、活用が可能です。
ただ、誰でも彼でも会社契約のクレジットカードを渡せませんから、
実際にこのカードを使える人は限られてきます。
そこで、最近よく見かけるのが、
会社で普通にスイカカードを購入し、それを利用者に貸し出す、
という方法です。
経理担当者が近隣の駅で、普通にスイカカードを買うわけです。
購入やチャージの際には、現金を必要とします。
経理などで管理し、近隣での電車利用などが必要な社員に、
貸し出すのです。あるいは、渡しておくのです。
で、利用者は必要に応じて交通費の支出申請をする、
という方法です。
この場合も、本人への現金のやりとりはなくなります。
渡す現金を準備する、渡す相手の予定を確認するなど、
余計な作業はなくなるのです。
これは、管理のルールさえ定めれば、簡単にできる方法です。
試しにやってみようと思えば、できるやり方です。
管理業務を簡素化したい、と考えるなら、
細かな作業の中身をよく見て、
他の方法でできないかを考え、実行してみることです。
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