サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
フォト

ICO新刊発売のお知らせ!

福岡雄吉郎の「賢い節税2024」セミナーのお知らせ

  • 福岡雄吉郎「賢い節税2024」セミナーのお知らせ
    2024年2月20日(火)大阪、2月22日(木)東京(オンライン受講あり)にて。10時30分~16時00分。2024年の税制改正を踏まえての大好評の「賢い節税」セミナーです。 申込の詳細は追ってお知らせいたします。

井上和弘「経営革新全集」10巻完結記念講演会 CD発売!

  • 井上和弘「経営革新全集」10巻完結記念講演会 CD発売!
    2023年7月に開催され大好評を得た、井上和弘の記念講演セミナーを完全収録!全集のエッセンスを凝縮してお届けします! 移動中などにお聞きいただき、学びを深めてください。 動画でも視聴できるよう、購入者専用アクセスコードも入っております。

後継社長塾 修了生の声

経営経典・今日一日の額縁申込み受け付けます

  • 「井上教経営経典・今日一日」の額縁申込みを受け付けます
    価格20,000円(送料込み) ※色は黒色のみ。 商品の発送は、10月下旬になります。 お申込みは、下記メールアドレスまで。 ico@pearl.ocn.ne.jp

« 金利は交渉で下げるもの | トップページ | キャッシュレス対応 八策 その5 »

2013年1月30日 (水)

最終報酬月額ではなく、最適報酬月額で

古山喜章です。

ある企業で、役員退職金の額を算定する機会がありました。
こちらの算定で見込んだ額を担当税理士に伝えました。
すると、その担当税理士が、
“そんなには無理ですよ”と言われます。
なぜですか?とお聞きすると、
“退職金の計算式ではそんな額になりません”とのことです。

で、どんな計算式ですか?と聞くと、
最終報酬月額 × 役員在任年数 × 功績倍率
とのお返事でした。

“我々は、最終報酬月額 でなく、最適報酬月額 で計算しています”
というと、
“あぁ、なるほど・・・・”となりました。
まだ、すんなりといったほうです。

今回の場合、その役員は創業者の妻で、戦後まもなくから、
60年以上の在任期間です。
(創業者は、すでに亡くなられております。)

“青色申告が始まる時、説明会を聞きに行きました!”
と、言うくらいですから、半端な在任期間ではありません。
(青色申告は、1949年のスタートです。)
かなりのご高齢ですが、これがまたお元気なのです。
取締役会にも、株主総会にも参加し、発言されます。

今は非常勤で、報酬月額は20万円です。
で、まだ一度も退職金をもらわれていないのです。
かつて常勤の頃は、もっと高い報酬月額だったのです。

つまり、
役員退職金の算定基準を最終報酬月額とすると、
このようなことが起こるわけです。
60年以上に渡って貢献してきたのに、
基準が最終報酬月額だからといって、
20万円が基準額というのは、どう考えてもおかしい。
だから、最適報酬月額だ、というのです。

ただ、役員退職金規程がそうなっていると、
その計算式でするしかありません。
今回の場合は、規定を見直し、最適報酬月額を基礎に、
計算することになったのです。

みなさんの役員退職金規定は、どうなっていますか?

« 金利は交渉で下げるもの | トップページ | キャッシュレス対応 八策 その5 »

事業承継・M&A」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 最終報酬月額ではなく、最適報酬月額で:

« 金利は交渉で下げるもの | トップページ | キャッシュレス対応 八策 その5 »

おすすめブログ

2023年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

2022年 ご挨拶動画

  • 2022年 ご挨拶動画
    アイシーオーメンバーより皆様へ、新年ご挨拶とともに、2022年に進めてほしいことを、お伝えします。