10年後にどれだけ残っているだろうか? ④
古山喜章です。
この数年で急激に伸びているのが、
SNS関連の商品、サービスです。
ミクシィ、ツイッター、フェイスブック、ディーエヌエー、グリーなど。
10年後にも、現在同様の存在感を示している企業は、
どれだけあると思いますか?
実は私は、1社もないのでは?と思っております。
このすべてが、5年後の変化にどれだけついていけているか、
ということさえ、疑問なのです。
ITの世界は日進月歩です。
そのなかで、急成長し、企業の活気をさまざまな形でPRし、
有望企業という取扱いをされています。
しかし、
SNSといえども、インターネット内のひとつの商品、サービスです。
そのうちに、次なる商品やサービスが出てきます。
そのなかで、飽きられることなく、
新たな商品・サービスを提供し続けられるだろうか?
と考えると、まだまだ???なのです。
ひところはやった「セカンドライフ」というサービスも、
今もありますが、当時ほどの活況を感じません。
スマートフォンにしても、10年後には、
もっと変わった別のアイテムが登場してくるでしょう。
その新たな機器やインフラに、絶えず遅れをとらずに、
新たな商品・サービスをつぎこんでゆく。
ということが必要となるのです。
これには、経営者の力だけでは、
組織の周知や財務力を活用する、バランス経営が必要になるのです。
一時の活況で、派手に振る舞うことは、危険なのです。
能の世界に、
「時分の花ではなく、まことの花をさかせなさい」
という言葉があります。
一時の成功におぼれるな、という言葉ですね。
今のSNS業界はまさに、“時分の花”に思えてしかたがないのです。
« キャッシュレス対応 八策 その2 | トップページ | 後継塾 第10講 テーマ「経営計画」 »
「商品開発」カテゴリの記事
- 常に新たなメシの種を探しなさい⑤(2022.09.16)
- 常に新たなメシの種を探しなさい④(2022.09.15)
- 常に新たなメシの種を探しなさい➂(2022.09.14)
- 常に新たなメシの種を探しなさい②(2022.09.13)
- 常に新たなメシの種を探しなさい①(2022.09.12)
コメント