キャッシュレス対応 八策 その3
古山喜章です。
その3
~少額の買い物編 ③法人契約 インターネット活用~
“ちょっとした買い物”の小口清算をなくす策のひとつに、
アスクル、カウネット、アマゾンなどの、
買い物サイトを法人契約し、少額の買い物を済ませる、
という方法があります。
事務所や本社などでは活用しているのに、
事業所や支店では活用していない、
という場合がよくあるのです。
特に文房具や日用品など、
“近隣の100均ショップが安いから”
などと、現金購入いている様子をよく見ます。
買いにゆく手間、精算する手間、などを考えれば、
決して効率がよいとはいえません。
さすがに生鮮などは無理かもしれません。
が、それ以外のものなら、ほぼネットサイトで購入できる時代です。
それも前日に注文すれば、翌日には配達してくれます。
早ければ、その日のうちに届くことさえあります。
支払い方法はサイトによっても異なります。
月末に一括請求してくれるサイトもあれば、
法人クレジットカードを登録して、
その都度クレジット決済されるサイト、などがあります。
いずれにせよ、納品書か領収書が物品に同梱されてきます。
現場からは、その証憑書類で購入申請すればよいのです。
業者への支払いは本部で一括ですから、
購入者への精算業務は不要です。
経理担当者も、購入者も、余計な手間が要りません。
それに、部署別、人別など、
購入履歴管理がしやすくなります。
それによって、少額の買い物が多い部署、多い人、
などが見えやすくなります。
経費コントロールにも役立ちます。
買い物サイトの法人契約活用は、
キャッシュレス対策のひとつとして、
有効な方策なのです。
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