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2013年2月28日 (木)

“ビッグデータ”って、なんだ?

古山喜章です。

最近、新聞紙上で“ビッグデータ”という言葉を
見る機会が増えてきました。
私自身、“なんのことだろう?”と疑問に感じました。

要は、
これまでの分析では取り入れられなかった、
幅広いデータソースのことを含めて、
あらゆる収集可能なデータを総称する言葉のようですね。

通信技術、モバイル機器、ICセンサー、口コミサイト、など、
情報革命によって、あらゆる情報がデータ化されるようになりました。
それらの情報を元に分析し、さまざまな予測を立てるわけです。
が、いまのところ、
それら全ての情報を元に分析しているわけではなく、
ある一部の情報を活用している、という状況なのです。

ところが、この“ビッグデータ”を活用することによって、
より早く、より正確に、予測を立てることができる、というわけです。
解析元データが多くなるのですから、そうなるでしょうね。

予防医学に活用する、
ヒット商品の目を早期に見つけ出す、
犯罪防止に活用する、
などといったことが検討されています。

そのためには、
巨大な情報記憶装置と超高速情報処理機能が必要となるようで、
大手企業を中心に、研究開発が進んでいるようです。

そしてやがて、その流れは中小企業にも及ぶでしょう。
おそらく、10年後には、
一般的な分析技術として運用されるのでは、と考えています。
そのときに出遅れることのない企業は、
やはり、ITやシステムに乗り遅れていない企業です。
中小企業にとって、IT・情報技術を活用できるかどうかが、
未来へ存続・繁栄しつづける、必須条件なのです。

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