“ビッグデータ”って、なんだ?
古山喜章です。
最近、新聞紙上で“ビッグデータ”という言葉を
見る機会が増えてきました。
私自身、“なんのことだろう?”と疑問に感じました。
要は、
これまでの分析では取り入れられなかった、
幅広いデータソースのことを含めて、
あらゆる収集可能なデータを総称する言葉のようですね。
通信技術、モバイル機器、ICセンサー、口コミサイト、など、
情報革命によって、あらゆる情報がデータ化されるようになりました。
それらの情報を元に分析し、さまざまな予測を立てるわけです。
が、いまのところ、
それら全ての情報を元に分析しているわけではなく、
ある一部の情報を活用している、という状況なのです。
ところが、この“ビッグデータ”を活用することによって、
より早く、より正確に、予測を立てることができる、というわけです。
解析元データが多くなるのですから、そうなるでしょうね。
予防医学に活用する、
ヒット商品の目を早期に見つけ出す、
犯罪防止に活用する、
などといったことが検討されています。
そのためには、
巨大な情報記憶装置と超高速情報処理機能が必要となるようで、
大手企業を中心に、研究開発が進んでいるようです。
そしてやがて、その流れは中小企業にも及ぶでしょう。
おそらく、10年後には、
一般的な分析技術として運用されるのでは、と考えています。
そのときに出遅れることのない企業は、
やはり、ITやシステムに乗り遅れていない企業です。
中小企業にとって、IT・情報技術を活用できるかどうかが、
未来へ存続・繁栄しつづける、必須条件なのです。
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