客足を遠ざける 7つの悪行 ④
古山喜章です。
④飲食時の悪行
飲食店にゆくと、
客足を遠ざけるさまざまな悪行に出会います。
なかでも、飲食時の悪行は、
来てほしいときにスタッフがきてくれない、
ということです。
例えば、
“お水やお茶のおかわりがほしいとき”
“ドリンクやメニューの追加を頼みたいとき”
“おはしを落としてしまったとき”
“食後のコーヒーを速く出してほしいとき”
などなど、結構あります。
飲食店もギリギリのスタッフで回していますから、
こちらもタイミングを見計らいます。
最もスムーズにゆくのは、
こちらが手をあげて、アイコンタクトでスタッフが気づき、
サッとテーブルに来てくれたときです。
大きな声をださなくてもすむので、助かります。
こういうときは、気持ちがいいです。
ところが、そううまくばかりはいきません。
食事の上げ下げやオーダー、会計などで走り回っている。
食べている客の方を見向きもしない。
スタッフ同士で雑談に花が咲いている。
なにやら別の作業に夢中になっている。
などなど、
スタッフを呼ぶことに一苦労することがあります。
客にとっては、これだけで、大きなストレスです。
で、“次は来ないようにしよう”となります。
逆に、アイコンタクトがうまくゆくと、
見てくれていたという満足感があり、
“次もここにしよう”という気になります。
何気なくみてくれている、ということが、
客にとっては嬉しい接客なのです。
飲食時の接客は、料理を出したあとがポイントなのです。
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