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2013年3月23日 (土)

繰延税金資産って何ですか?②

福岡雄吉郎です。

前回は、税効果会計(繰延税金資産)について、
簡単な例を使って説明しました。
結局、繰延税金資産とは、会計と税務の考え方の違いを、
調整するために考えられた、理論上の科目なのです。
「資産」という名前こそ付きますが、おカネには変えられず、
資産としての裏付けはありません。

この繰延税金資産を計上していた会社の税理士と、
打合せをする機会が、先日ありました。
その税理士から、こう質問を受けました。
「会社のためにと思って、税効果会計を適用してきましたが、
わが社のような会社で、本当に適用する必要はありますか?」

その会社は、上場をしていたことも、目指していることもありません。
「なぜ、税効果会計を適用しているのですか?」と聞くと、
「税効果会計を適用すれば、当社の会計レベルが高いことを示せる。
銀行や取引先からの信頼も得られると思った。」との回答でした。

税理士は2つ勘違いをしています。
(1)銀行のスコアリング(定量面)で、
   繰延税金資産は出てきません。
   スコアリングで重視されるのは、債務返済能力です。
   繰延税金資産は資金的な裏付けはないため、
   計上されていようがいまいが、スコアリングには影響しません。  
(2)そもそも取引先が自社の決算書を見ることは稀ですし、
   仮に見たとしても、繰延税金資産という科目を見て、
   「ここは、しっかりした良い会社だ」と思う会社はありません。

つまり、中小企業は税効果会計を適用すべきではありません。
①中小企業では税効果会計は強制されていない
②計算するのに非常に手間がかかる
③資産としての資金的な裏付けは何もない
④総資産回転率が悪くなる
⑤外部(金融機関、取引先)から評価されることはない
というのがその理由です。

会社には、
「税効果会計をやめてもらう代わりに、
税理士報酬を下げてもらってはいかがですか。」
とアドバイスしました。

自社の決算書に「繰延税金資産」が計上されていないか、
確認されることをお勧めします。

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