新入社員の成長を祈ります
古山喜章です。
この時期、いくつかの顧問先で、
新入社員研修を担当させていただきます。
過去の勤め先での経験も含めると、
かれこれ20数年にわたって、
新入社員研修に携わってきました。
いつの時代も、
新入社員ほど、やる気・活気のある集団はいません。
未熟ではありますが、やる気・活気については、
イチバンなのです。
みんな最初はそうだったのです。
それがいつしか、バラツキが生じ、差がついてきます。
10年経過すると、かなりの差が生じます。
5年後くらいから、差が明確になります。
5年目くらいまでは、経年による習熟の期間ですから、
いわれたことをガムシャラに取り組めば、
あまり差が生じないです。
与えられた業務をこなす、という点において、成長します。
で、そこからです。
さらに前進しようとする人と、
できることだけをやり続けようとする人で、差が広がります。
新入社員全員がそのように成長してくれたなら、
言うことはありません。
しかし、やはりバラツキが生じるのです。
それでも、どの中小企業を見ていても、
基幹社員となる人材はやっぱり、
新卒から成長を果たしています。
新卒採用を継続することで、
有能人材を育成することに繋がるのです。
今年入社の新卒社員たちは、当然ですが、
20年後でも40歳そこそこです。
現幹部の多くは、もう企業を去っています。
その時代を担う人材を、今、採用し、育成しているわけです。
新入社員の成長を祈りつつ、
新卒採用の大切さを、再認識した次第です。
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