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2013年5月29日 (水)

決算書に見える 税理士の良否 ①

古山喜章です。

決算書を見れば、税理士の良否が見えてきます。

できるだけ特別損失を増やし、
営業利益・経常利益が大きくみえるようにしてください、
と、常々お願いしています。
銀行格付に有利な決算書にしたいからです。

ある企業で、確定前の決算書を見せてもらいました。
すると、
退職金が一般管理費に入っており、
有価証券売却損が営業外費用に入っています。

退職金が150万円、
有価証券売却損は2200万円、です。
まだ決算確定前でしたので、
いずれの費用も特別損失に振り替えました。

振り替えることによって、
営業利益は150万円増えます。
経常利益は2350万円増えます。
年商は約35億です。
経常利益が2350万円増えるかどうかで、
大きな違いがあるのです。

つまり、
決算書の処理内容を見ると、
その税理士の良否がある程度判断できます。
この決算処理をした税理士は、“否”ですね。

何の相談も無く、このような処理をしてくるのです。
銀行格付けのことなど、全く頭にないのでしょう。
考えるのは、法人税がいくらになるか、がメインです。

銀行格付けでは、
営業利益と経常利益を、利益の評価対象とします。
税引前利益、純利益、ではないのです。
だから、できるだけ、
その二つの利益が大きく見えるようにしたいのです。
ふさわしい処理ができているかどうか、
決算書をチェックしてみてください。

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