国税局査察部が来ました!
古山喜章です。
“このあいだ会社に国税局査察部が来たんです!”
という経営者に会いました。
“マルサですよ、マルサが突然2人来たんですよ!”
“来ただけで、あせりますよ!”
で、何をしにきたのか聞きしました。
“開口一番、
「先に言っときますが、おたくのことを調べに来たのではないですから」
と言うんで、何も悪いことしていないのにホッとしました!”
気持ちはわかりますね。
映画「マルサの女」で見たとおり、
首からヒモでつないだ証明書を見せてくれたそうです。
先方の要望で、応接室に通し、2時間ほど質問を受けたそうです。
“○○○○さんをご存じですか?”
“はぁ、知っています”
“知っているんですね?”
“いやいや、この地域であの人を知らない人はいませんよ”
などというやりとりが続いたそうな・・・。
で、質問を受ける側もいろいろ探りをいれたくなってきたそうで。
“やっぱり、相続税の絡みですか?”
“いや、それはなんとも言えませんので・・・。”
“1億くらいですか?5億?10億?”
“いや、守秘義務がありますので言えません・・・。”
などなど・・・。
まあ私もこれ以上はコワイので書きません。
ただ、相続税関連である、ということです。
と、かなりの年数をさかのぼって調査するのだな、
ということです。
今回の件がシロなのか、クロなのかも、わかりません。
さまざまな相続税対策があります。
が、やはり、法や合理性にかなった上での、
賢い対策にしておかねばなりません。
と、このような場合を想定しておかねばならない、
ということですね。
あとでビクビクし続けるのは、
結局、経営にはマイナスなのですから。
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