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2013年9月 7日 (土)

M&Aの現場から

福岡雄吉郎です。

新聞では、毎日のように
M&A(合併、買収)に関する記事を目にします。

最近のM&Aは、大企業だけでなく、
中小企業でも活発に行われています。

ところで、M&Aを行うとき、
買収する(買う)会社は、
「売却する(売る)会社に、一体いくらの価値があるか」
を計算します。

その価値に見合う対価を支払って、
支配権(株式)を手に入れるのです。

この企業価値の計算方法は、
こうやって計算しなければならない、
とは決まっておらず、たくさんの方法があります。

しかし、中小企業の場合は、
簡単な計算方法を使うことが多いです。
その計算方法は、年買法(ねんばいほう)と言います。

さて、この年買法の算式、
つまり、企業価値の計算に、
一番影響を与える要素は、何でしょうか?

ほとんどの人が、「売上高」と答えます。
しかし、実は売上高は、
企業価値の計算に、入ってきません。

年買法のもとでは、企業価値は、
純資産(①)+税引後利益(②)×5年分
と計算されます。

①の純資産は、過去の利益の蓄積です。
②は、現在の利益、です。

つまり、企業価値を上げようと思えば、
売上よりも利益が、
大切になってくるのです。

売上至上主義に陥らず、
余分な資産を持つことをやめ、
カタ太り体質の会社を作ることが、
自社の企業価値を高めることになるのです。

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