感じの良い接客 ②
②知識が豊富で丁寧な対応
ほぼ毎日スーツですが、
たまの休みの日は、普段着で出かけます。
そして、普段着を買いにも行きます。
しかし、ファッションにはあまりこだわりがないせいか、
そのたぐいの知識は、正直、少ないです。
で、
なにがいいのか、どれがいいのか、
よくわからず、困ることになります。
そういう男性も、結構おられると思います。
普段着を買うお店はちょっと、苦手意識があります。
そんなとき、私の場合、
お店のスタッフがどのような対応をしてくれたかで、
買い方が変わってきます。
こちらの思いやニーズをわかってくれつつ、
たずねたことについては、豊富な知識で、
わかりやすく丁寧に説明してくれるスタッフが、
一番ありがたいです。
ファッションには明るくない自分としては、
そのようなスタッフに頼りたくなります。
とても身近な感じを受けるのです。
なんでもそうですが、
いわゆる“売りにくる”タイプのスタッフは、
ちょっとイヤですね。
押し売り感を察知すると、もうダメです。
また、
知識を前面に出し、しゃべりまくるスタッフも、
敬遠したくなります。
知識のない者としては、
気を利かしてリアクションするだけになります。
誰のための接客か、わからなくなります。
と、なんだかプライドが高そうなスタッフも、避けます。
こちらの気持ちをわかってくれそうではないからです。
あまりにブランドイメージに固執した対応は、
人間味にかける印象を受けるのです。
そういう方は大抵、やわらかい笑顔が不足しています。
あれこれ並べていると、お店ではやはり、
人から買っている、ということになります。
そのスタッフがどんな人か、で、
買うかどうかを判断しているわけです。
やや高めの価格帯なら、そうなります。
ネットでなく、ショップで買うのは、
客の立場で対応してくれて、アドバイスをしてくれたり、
知識を教えてくれたりする、スタッフがいるからです。
優秀なスタッフが、付加価値なのです。
そのような方々は、
付加価値を高める努力を、自らされています。
決められたことだけをするスタッフから買うなら、
量販店やネットで十分です。
高いコストである人件費の生産性を上げるには、
スタッフ各自の努力が、もっと必要だと思うのです。
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