優良誤認の○理士たち ②
②電話加入権は落とせません その1
ある経営者から、
〝電話加入権の除却が、ようやく進んでいます!〟
との報告を受けました。
で、聞いてみました。
〝除却の相談を税理士にしたとき、なんて言いいました?〟
すると、
〝「それはできません!」と、即答でした。〟とのことです。
今年だけでも、
何人の経営者から、同様の話しを聞いたことか!
で、その経営者は、
私のブログ記事を印刷し、
NTTのホームページからダウンロードした、
「電話加入権譲渡承認請求書」を、その税理士に渡したそうです。
〝こういうのがあるんですけど、それでもダメか、見てください。〟
すると数日後、案の定、その税理士から電話がありました。
〝除却できますねぇ!〟
〝他の顧問先にも教えてあげます。ありがとうございました!〟
となったそうです。
(このパターンも、今年だけでも何人目か!)
もはや、どちらがお客なのか、わかりません。
その経営者いわく、
〝こっちがお金払っているのに、教えるって、どうよ!〟
とのことです。
さらにその税理士は、どう調べたのかわかりませんが、
県内での電話加入権譲渡の相場価額を調べたそうです。
〝いくらなの?〟と聞くと、
〝1500円だそうです。〟
ということで、電話1本を、その値段で譲渡し、
除却損を出すことで、進めています。
電話加入権が約100万円あったそうですから、
十数本でしょうね。
1本1500円なら、約2万円ほどです。
単純な話し、約98万円は除却損となり、
その約半分は、法人税のキャッシュアウトが減るのです。
やらなきゃ損なのです。
やれば得なのです。
やれば得することを、「それはできません!」と、
平気で言う優良誤認の税理士が、まだまだいるのです。
(古山喜章)
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