税務調査は怖いですか?①
「税務調査は怖い」
多くの経営者はこう思っています。
しかし、これは単なる思い込みです。
税務調査を研究すれば、
税務調査は怖くない、のです。
なぜ、税務調査は怖い、と思うのでしょうか?
伊丹十三監督の映画「マルサの女」の
イメージをお持ちの方も、
いらっしゃるかもしれません。
しかし、あれは『強制調査』です。
脱税をやっていることが、
あらかじめ分かっている場合は、
マルサによるガサ入れが行われます。
しかし、私たちが受ける税務調査は、
『任意調査』なのです。
任意調査は、税務署が一方的に行えません。
会社の協力があってこその調査なのです。
ですので、
税務署の言いなりになる必要などないのです。
私たちの協力がなければ、
彼らは調査を進められないのです。
調査官のなかには、
「自分たちは何をやっても許される」と
思っている調査官が多くいます。
私たちも、
「税務署は強い権力を持っている」
「税務署の言うことは正しい」
「税務署に反抗すると、よけいに調査される」
と思ってしまいがちです。
しかし、どれも間違いなのです。
税務署の態度が目に余る、
税務調査の対応が強引だ、
調査の進め方が納得できない、
なら、それをはっきり言うべきなのです。
それをはっきり言わない、言えないのは、
顧問税理士にも原因があるのです。
(次回につづきます)。
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