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2014年1月29日 (水)

経営の非常識は現場で起こる ③

販売、生産、管理など、
現場の現実の取り組みをのぞいてみると、
そこには、
あってはならない経営の非常識が起こっている、
ということがあります。

③別の人がチェックするようにしました!

ある企業の管理部門で、こんなことがありました。
担当者が、
手書きの元データを入力し、その入力チェックをし、
業務を進めていました。
ところが、大きな入力間違いが発生してしまいました。
で、その対策が、
〝これまで入力者がチェックしていたのを、
 別の人がチェックするようにしました!〟
というわけです。

これも、今までに多く見てきた、誤った対策ですね。
入力した者がチェックをするからミスが起こる、
という発想なのです。
これでは問題は何も解決しません。

手書き、入力、チェック、
というやり方に疑問を持たないのです。
そもそも、そのやり方自体、いわゆるアナログ方式です。
人間がやっている限り、誰がやろうと、
ミスは起こります。
人間が関わる機会を、減らさないといけないのです。

つまり、元データの手書きをやめて、
初期データをデジタル化しないといけないのです。
そうすれば、少なくとも、
入力間違い、チェックモレ、をなくすことができます。
〝じゃあ、最初の入力が間違っていたらどうなるんですか!〟
と言われたことがあります。
しかし、
手書きでも、元データが間違っていたら、同じことです。

それに、初期データをデジタル化しておけば、
さらなる進化として、
その初期データを自動入力化させる、
という課題が見えてきます。
そうすれば、さらに精度は高まります。
これが、継続的改善のPDCAです。

管理業務の実務内容は、実務経験のある管理者でないと、
その非常識を見逃しがちです。
〝えぇっ!なんでそんなやり方やっているの?〟
ということが、身近な事務所内で起こっていないか、
時には突っ込んで聞いてあげてほしいのです。

(古山喜章)

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