新時代のレジ ②
店舗オペレーションで、
最大のネックになるのが、会計業務です。
混雑時ほど、客もイライラが募ります。
会計業務を速くして回転をよくすることが、
他店との差別化にも繋がるのです。
②タブレット&スマホ活用型レジ
これは、レストランなどの飲食店を中心に、
活用が広がりつつあるタイプです。
ハンディターミナルでオーダーをとり、
そのオーダーがキッチンに表示され、
同時に会計のレジにも連動する。
チェーンのファミリーレストランや居酒屋では、
これまでもよく見られた光景です。
しかし、
専用端末やシステムなどの投資が必要で、
個人店や小規模展開の飲食店では、
導入に踏み切らないケースが多かったのです。
アプリケーションソフトをダウンロードする方法で、
タブレット端末が会計のレジになり、
スマホがハンディターミナルになる、
という仕組みが登場してきました。
スマホには、カード決済の読み取り機も装着可能です。
加えて、
小型のプリンターをキッチンや会計場所に設置します。
店内は無線LANでつながり、
店舗間は、インターネットで繋げます。
従来のチェーン店企業が導入してきたシステムの、
低価格化が進んできたのです。
そのサービスを提供する企業例がこちら。
大手チェーンでの導入も進んできました。
月額9800円で、365日・24時間サポート付き。
少ない店舗数なら、個別システムを組むより、
既存のシステムに合わせるほうが、かえって容易です。
〝ハンディターミナルを使ったオーダー・会計システムは、
お金がかかるから導入できない〟
というのは、もう過去のことなのです。
それに低価格なら、飲食店だけでなく、
美容院や、マッサージサロンなど、
着席型接客サービス業なら、応用可能です。
会計業務は管理業務であり、
付加価値をつける業務ではありません。
だからこそ、時間短縮によるスピードアップ、
コストダウンを進めてほしいのです。
(古山喜章)
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