即時償却って何ですか?⑥その1
即時償却の対象は、
(1)先端設備 か (2)改善設備 の どちらかです。
で、(2)改善設備に関する補足です。
Q1.申請の具体的な流れは?
①公認会計士又は税理士に、投資計画の承認を受け、
彼らから、確認書をもらう。
↓
②最寄りの経済産業局に事前に連絡してから、
申請書や必要書類を持参して、説明する。
↓
③一ヶ月以内に、経産局から確認書を受ける。
↓
④投資計画、設備の仕様書、納品書、確認書などを、
確定申告のときに提出する
↓
⑤その後は、投資の実施状況について、
年1回、3年にわたり経産局に報告する
Q2.申請書の様式は自由なのか?
ちゃんと、指定された様式があります。
経産省のホームページでダウンロードできます。
なお、申請書の記載例もありますので、
イメージをつかめます。
Q3.申請書の他に、必要な書類は?
1)定款又は登記簿謄本の写し
2)事業報告書の写し
3)貸借対照表、損益計算書(過去3年分)
4)設備のレイアウト(現在のものと投資後のもの)
5)申請書の根拠となる資料
5の根拠資料としては、
・購入予定の設備の見積書
・設備投資計画
・投資前の状況と、投資後の変化が分かる資料
(製品1単位当たり売上、製造・販売原価等)
・売上、原価、販管費が変動する場合の根拠資料
で、こちらも、ちゃんと、ひな型があります。
ひな型をみると分かりますが、
「めんどうだなぁ・・・」
という印象はありません。
ひな形や記載例は、こちら(B型)から、ご覧ください。
(福岡雄吉郎)
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