銀行は「手数料産業」である ①
銀行のホームページを見ると、
消費税増税に伴う、
各種手数料の値上げのお知らせが出ています。
見事にきっちり、あらゆる手数料が3%アップしています。
手数料のページには、
給与、振り込み、代金取り立て、証明書発行、などなど・・・、
そのメニューの多さに驚きます。
①振り込み手数料を交渉する。
振り込み手数料といっても、その代金は、
給与振り込みとそれ以外の振り込みで、
分けて料金表示されています。
いずれにしても、
価格交渉したことがありますでしょうか?
交渉する、という発想がなく、
表示料金のまま支払っているなら、
それも一種の社外流出です。
策を講じれば減らせるのです。
銀行から、“値引きしましょか?”とは、
絶対に言ってきません。
こちらから、仕掛けなければ、ダメなのです。
交渉している企業の声を聞くと、
支払いの振り込み手数料が、
3万円以上の支払い振り込みで、
同行同支店は0円、
同行他支店は210円、
他行振込みは315円、
というケースもあるのです。
何の交渉もしていなければ、
他行振込みが735円や840円です。
毎月のことで、件数も多いと、この差は大きいです。
交渉したことがないなら、
担当を呼んで、
“振込み手数料を下げてもらえないか?”
と、交渉してみてください。
そして、
“交渉して下げてもらった、という声を聞いています。”
“他行から、下げても良い、という提示をいただいています。”
と、粘ってください。
少しでも、交渉が前に進んで成果が出れば、
銀行交渉に自信がついてきます。
銀行交渉に強くなっていただきたいのです。
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