個人保証、とれます
ICO経営道場 師範代の福岡です。
よろしくお願いします。
昨年12月に、
「経営者保証ガイドライン」が公表され、
先月2月1日から適用スタートしています。
経営者保証を求める、銀行の社内基準が、
以前より、ゆるくなりました。
もちろん、
①会社を私物化していない
②財務体質がつよい
③正確に決算報告をしている
ことは必要ですが、
個人保証がとれる可能性は、
以前より高くなっています。
金融庁からは、
「ガイドラインを積極的に活用しろ」
と、お達しもでています。
もう結んでしまっている、という、
契約の見直しも、当然できます。
ガイドライン(P76(1)②)には、
こう書いてあります。
「既存の契約の解除、変更の申入れがあった場合は、
改めて、経営者保証の必要性や適切な保証金額等について、
真摯かつ柔軟に検討を行うとともに、
その検討結果について、主たる債務者及び保証人に対して、
丁寧かつ具体的に説明することとする。」
このガイドラインは、
銀行からしたら、法律的な拘束力はないものの、
金融庁からのお達しであるため、
無視もできません。
さっそく、
「そういえば、2月1日から、
経営者保証に関するガイドラインが適用されていますね。
うちも見直してほしいのですが。」
と、交渉に入っている会社もあります。
それぞれ、
・ガイドライン(こちらをクリック)
・そのQ&A (こちらをクリック)
・金融庁からのお達し (こちらをクリック)
を参考になさってください。
(福岡雄吉郎)
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