危機感を持っていました人手不足時代が 又 来ました その③
先日、4月28日付で申した通り
「パート、アルバイト、女性の戦力化」の非正規社員体制で、
経営を進めるのは避けて通れなくなりました。
パート化、アルバイト化をやめて、
ユニクロは正社員化すると発表していますが、
とってもじゃないが 小売り、外食、介護、医療業界ではできません。
してはいけません。
社会保険料、各種の労災を含む人件雑費、正社員にすれば
給料の40%近くが企業負担分なのです。
どこかの国のように50%以上を税金として、国がもっていくことになります。
たちまち国の競争力が落ちてしまいます。
パート化の時間給は、今、900円としても、
今後1100円、1200円を支払えばパート、アルバイトは集まります。
但し、週40時間も働いてもらっては困るのです。
週20時間、必要な時間帯に働いていただくシステム、
ルール制度を作ればいいのです。
自社内で時間給社員を派遣にする,
サポート、スタッフ的子会社を作ればいいのです。(自社ではダメです。外部です)
ダラダラ残業、いや残業自体を無くすのです。
集中して必要な時に必要な人員数を確保して作業を行い、
密度の高い仕事をするのです。
社員が小走りに動く会社がいいのです。
ゆったりと動く社風の会社は生き残れないのです。
スピード感あふれる行動がとれなくなった60歳以上の社員は、
ゆっくりでも構わない業務に入ってもらうべきです。
老人は老人で働ける職種と職場を見つけてあげればいいのです。
女性の戦力化などは現実出来ません!
とおっしゃる幹部社員がいらっしゃいます。
「営業職は夜の接待活動やお酒も飲めなくてはなりません!
女子社員にはできません!」
営業職はなぜ、夜まで接待活動をしなくてはいけないのでしょうか?
売り物商品で勝負しろ! 夜まで客と飲み歩くな!
「女子は結婚したら辞めます!
4~5年で辞める確率が高いのであてにできません!」
「結婚して子供が出来たら どうしても辞めます」
子供を作ることはいいことだ。
4~5年で辞めると予想してローテーションを考えろ!
4~5年で辞めてくれたら人件費増加を防げるのです。
現実、病院、介護施設には女子の従業員で持っているのです。
考えればいいのです。時流に合わすのです。
(井上和弘)
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