ワンマン社長 失敗の要因
中小企業の経営者は、ワンマンでないとやっていけません。
しかし、会社の規模が大きくなったら、
ワンマン社長では危険性が増すと考えています。
だったらワンマン社長が、良いのか悪いのか どっちだと言われそうですが・・
しかし、ワンマンの中に「超」のつく人間がいらっしゃいます。
規模が大きい、小さいではなく、
どこにも「超ワンマン」経営者がいらっしゃる
①なにしろ元気な人物で事業欲のかたまりで、
規模を大きくするのが大好きで、
周りからは経営というより、膨張経営と陰口を言われている人
②内部の幹部の意見よりも他からの、
他社からの人の意見を尊重し、人の口車に乗ってしまう人
③P/Lの数字が黒字であれば良いと思っている。
B/Sがわからず、借金主義、銀行が大好きな人
④金の臭いをかぐのが上手、
しかし、社会技術(人間性)による指導力、
又、管理力が下手で人が育たない、機関車動力タイプ
⑤いつまでも若いと思い,
高齢にさしかかっていることを忘れている人。
①伸ばす と 伸びる は違う
理由があって成長していても、BSEの牛肉騒動が起ったり、
倒れる会社もあれば、修学旅行の船が沈没して、
関釜へりは客が来ないなど。
予想もしない『まさか』の坂があります。
私は、スピードを求めますが、一方で 慎重さも求めます。
②超ワンマンでも大成した人物には必ず、
3人の片腕、7人の武士が居るものです。
そして、竹中半兵衛や黒田官兵衛のごとく、智恵者が居るものです。
金儲け目当てに寄ってくる人物の話しを優先して聞くならば、
片腕人材も7人の武士も、その人を見切るのです。
「信」なくば立たず です。
③「経営は資金繰りです」
人、もの、金というが、金がなくては何もできない!
「金は天下のまわりもの」という人がいるが、
心貧しい者や不運な人には、ツキや金は回ってこない時が発生します
④超ワンマンでも人扱いの上手い、熱い人が成功を収めています。
この人なら命を失ってもいい! この人を成功させてあげたい!
そんな人間的魅力が必要なんですが、
社会的技術力の無い超ワンマンが居ます
⑤30歳 40歳代の新しいセンスが、エネルギーが成功の要因なのです。
人は、悲しいかな年を取ります。
精神的にも感性的にも、肉体的にも老化していきます。
60歳を過ぎた社長が、会社の戦略の大きい決定をしたとします。
後で見てみると、それらは大失敗の要因になっていることがあるのです。
60歳で新戦略を決定しても、自ら先頭にたっての仕事は出来ず、
口だけとなればうまくは行かないのです。
(井上和弘)
道場主 井上和弘の趣味、旅、雑学など、
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