社内サーバー、まだ使ってますか?
東日本大震災以降、
社内サーバーでは被災時にデータが消えてしまう、
ということから、クラウドシステムへの移行が進みました。
それでも、20年以上前に導入したオフコン、
いわゆる社内サーバーを「今も運用しています」
という企業も、まだまだ多いです。
社内サーバーでも、外部からアクセスは可能です。
しかし、スピードは遅く、コストも格段にかかります。
そもそも、オフコンは、
タブレットやスマホなど、
携帯端末がなかった時代のシステムです。
遅くてコストがかかって当たり前です。
今もオフコンを使用している企業は、
“切り替えるのは大変です”
“手間が莫大です”
“もう少し様子を見て”
“セキュリティが不安です”
などと言います。
しかし、
確実に、切り替わってきているのです。
これから先のことを考えると、
オフコンは今や、レガシー(遺産)システムなのです。
先日、ソニー銀行が、
アマゾンのクラウドサービスを運用する、
と発表しました。
その決め手となったのは、
アメリカCIAがアマゾンのクラウドサービスを運用している、
ということでした。
確かに、セキュリティ面を重視したわけです。
また、NECも、顧客システムサービス構築に、
アマゾンのクラウドを使うと発表しました。
銀行も、システム提供企業も、
社内サーバー時代は終わった、と、判断しているのです。
今や誰もが端末を携帯し、あるいは、
あらゆるものを端末化させて、
必要なデータに素早くアクセスすることができる時代です。
それを使いこなす企業に、
社内サーバーでは、太刀打ちできないのです。
結局、
手間がかかることに、チャレンジしてきた企業が、
うわ手をとってゆきます。
ベンチャー企業なら、なおさら、クラウドでスタートします。
自社のサーバーは、どうなっているでしょうか?
(古山喜章)
道場主 井上和弘の趣味、旅、雑学など、
会社経営からちょっと離れた、日常生活をつづったブログ、
「井上和弘の寄り道スケッチ」もぜひご覧ください!
こちらをクリックしてください。
日本経営合理化協会のサイトにて、
「決算書の“見える化”術」音声配信を始めました。
図を見ながら音声を聞く、新たな配信形式です。
こちらからどうぞ。
LINEアプリのタイムラインにて、
巷で出会ったスイーツを、3行だけ書いて紹介する、
「スイーツ3行書く命」を配信しています。
ID:icofuruyama で、LINE内で検索ください。
« リトグラフは 美術品か (?) | トップページ | なぜ先発企業が後発企業に追い抜かれるのか? »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- 2021年に改めてほしいこと④(2021.01.08)
- 2021年に改めてほしいこと③(2021.01.07)
- 2021年に改めてほしいこと②(2021.01.06)
- コロナで変わりました②(2020.12.23)
- コロナで変わりました①(2020.12.22)
コメント