倒産は世の常
時の世間を司る官庁、政治家は、世間の景気を無視しておられる
不景気になり、倒産が増加し、失業者は溢れることは不幸であり、
弱者は切り捨てられて、自殺者、犯罪者が増加し、
世情も暗く、不安心が起こります。
誰もが望まない事であっても良く考えてみれば、
好不況は長いスパンで考えてみれば必ず起こるものです。
「資本主義システムの元で経済活動を行えば、不況は必要悪である」
と言った経済学者もいました。
「波騒(なみさい)」
宮本 武蔵(吉川英冶)の最終章で語られる言葉
「波騒ぎは世の常である
波にまかせて 泳ぎ上手に雑魚は歌い踊る。
けれど、誰か知ろう 百尺下の水の心を・・・ 水の深さを」
ちょっと儲かった、稼いだと有頂天になるよりも、
常に会社経営を深く考え、いつか来る冬の時代に思いを巡らすことを・・
私は、儲ける仕事よりも倒産しないように、いかに手を打つかを考えてばかりいます。
放漫経営の必然倒産は別としても
・原料倒産
・黒字倒産
・ストック倒産
・労務倒産
・貸し渋り倒産
・反社会的倒産
・KY倒産
・下請切り捨てられ倒産
・時代遅れ倒産
の多くを見てきたのです。
対策を云えば、
これらにならないように手を打てばいいものを、打たずになってしまう。・・・
時の変化はその真ん中に居る時には気が付きませんが、
日本の人口は、今、1億2729万人(2013年)
前年に比べて21万人減少している。
単純に10年たてば、210万人の減少となる。
2025年には、人口が1億2000万人チョットと予想しています。
働く人の不足、高齢者が多く、市場の需要は減ってしまいますね。
新たにどんな倒産が増加するのやら・・・
対策は、10月の私のセミナーで述べないといけないのでしょうね・・・・
(井上和弘)
道場主 井上和弘の趣味、旅、雑学など、
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