固定資産台帳をみる②
固定資産台帳をみると、
「台帳には載っているけれど、もういまはない!」
「あるのかどうかも、良く分からない!」
という場合が結構あります。
そうならないために、つぎの対策をとります。
①「○○○一式」と書かない
こう書いてしまうと、
あとあと、振り返ったときに、
「あれは、この中に入ってるんだっけ?」
となり、よくわからなくなります。
一つ一つ、分けて書いた方がよいです。
②名前の登録を工夫する
現場が使う名前と、その正式名称(納品書の名前)
が違う場合があります。
経理が納品書に書いてあるアイテム名を、
そのまま台帳に登録しても、
現場のヒトには、ピンときません。
登録するときに、納品書名を買いたうえで、
現場で使う名前を備考欄に書くなど、
工夫したほうがよいでしょう。
③登録番号をつける
それぞれに管理番号をつけて、
現物にシールを貼っておきます。
台帳にも、管理番号もメモしておけば、
あとあとラクになります。
④台帳の摘要に保管場所を書く
台帳のチェックを始めると、
「これがどこにあるか、よくわからない」
という問題が、よく出てきます。
昔からずっと会社にいた人が辞めて、
最近入ってきたばかりのヒトが多い、
という会社だと、これが起きます。
最初に買ったときに、
保管場所まで記録しておくと、
あとあとラクになります。
帳簿と現実のズレが大きい会社は、
台帳の備考欄がまっさらなことが多いです。
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