裏からも見よ!
私の経営の教えが「井上先生には バックから見よ!」とよく言われる。
「井上先生のバックステージツアーは 面白かった!
また 海外研修をやってください!」と・・
確かに私は、裏を見る、裏から見るという習性があります。
表側は常に見えているが、物にも会社にも裏側があり、
裏側から見ないと真実がわからないと思っています。
例えば、毎日 見ている千円札 5千円札 1万円札の肖像画は誰ですか?
お札を見ないで、当然、言えるでしょうね?
ある人が言いました「聖徳太子!」
違いますね!
千円 野口 英世
5千円 樋口一葉
1万円 福沢 諭吉
です。
しかし、裏は 何ですかと質問して正解を言える人は 非常に少ない
千円札 富士山(山梨県 本栖湖)
5千円 あやめ
1万円 鳳凰 なのです
私がこのように裏から見る習性が他人様より強いのは、
海外で生活した体験による、外国の旅が多い事によるのではないでしょうか?
“国際的感覚“などという気はないのですが、
国や民族が変われば、宗教、習慣、食物、法律、税法、通貨価値、全く異なり、
何が上で、何が下、何が良で、何が悪か、
決して一面性、自分の持っている価値観では衡れない事を
身にしみているからかもしれません。多面性があるのです。
英国からベルギーに船で入国する時、英国の学生が私に
「おい 日本人! ベルギーに今から入国するが、車に気を付けろよ!」
「なんで?」
「ベルギーは 車の運転に免許が要らないだ」
「なんで!」
「車のタイヤは4つあり、誰でも転がすことができるから・・・
その点、自転車はタイヤが2つしかなく 誰でも乗れないから・・・
「え・・・・え~~」
何処の国にも自動車の運転には、運転免許証がいるとは限らないのだ!
自分が当たり前と思っていても 当たり前ではないのです。
経営コンサルタントになって、
一番は いつも「なんで?」という疑問が湧いてくることです。
常に、そこで思考をストップさせることなく、
裏から見る、考えると言う習性が身についたのです。
損益計算書で、常に経常利益が黒字なのに、
いつも金が足らないと言って、ピーピー言っている会社。
立派な本社ビルがあり、売上高も多額であり、
支店数も全国に存在しているのに倒産してしまう会社があります。
「なんで?」
B/S(貸借対照表)を見れば 左側に多くの資産があっても、
見えない右側を見れば多額の借金を抱えているからなのです。
会社も裏側からみれば、他人資本(借金)にすがっている会社もあれば、
自己資本(我れらが資金)が充実している会社があるのです。
人間も会社も見た目だけではわからないのです。
(井上和弘)
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