立ちふさがる壁を破る!
社長の好きな言葉である「できません! できません! はいいません」
「できないと言うより、出来る方法を考える!」
という標語を掲示している会社が実に多い!
確かに会社の社員は「何かしよう!」と言った時、
すぐさま 「それはできません!
それは 前にやったのですが、失敗して止めました」と否定的発言が返ってくる。
社長としては、何でもかんでも
「できません!」
「難しいです」
の返事ばかりでは上記のような標語を貼りだしたくなるのも理解できます。
しかし、社長を指導する立場の私が「こうしよう!」とアドバイスをしても
そこの社員と同じように「できません!」と言い訳があるのも又、同じなのです。
中小企業の経営をお手伝いしてきて、42年
会社が成長していく中で、常に前進を阻む壁が会社には存在しております。
「私の仕事は 何でしょうか?」
経営コンサルタントが企業の中に入って、行く手をふさぐ壁があったとき
「これは無理です!」
「これはできませんね!」とは言えない仕事なのです。
「これは対策を考えてみる、壁をぶち破る値打ちのあることですね。
ちょっと時間をください 考えてみましょう・・」と云わなければならないのです。
会社の幹部が考えても出来ない事をやるからこそ、
コンサルタントの値打も上がるというものです。
ですから会社の幹部と比較しても時々思うのです。
私のように考えれば対策は打てるのにな・・・と感じてしまいます。
私は、どうしているのでしょうか!
皆が考えても出来ない、難しいと思って
そこでストップ(行動も思考)してしまっている事柄をそこからスタートするのです。
「他社はどうしているのか?」
「なぜ、あの会社は壁を破ったのか?」まず、調べます。解決策を他社に探します。
探しても すぐに策がなくっても、1年、2年、3年たてば、
いろいろなシステム、道具、機械、異業種、海外情報によって変化し、
壁を破ることが可能になってくるのです。
壁を破る方法「あきらめない!」ことです。
常に課題をもって 問題意識を持って行動すれば策はあるのです。
嘘でないのです。本当にあるのです。
(井上和弘)
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