セカンドオピニオン、おられますか?
株式を後継者に譲渡するとき、
3つの計算方法があります。
①純資産価額方式
②類似業種比準価額方式
➂配当還元方式
同族の後継者に譲渡するなら、
①と②の組み合わせです。
同族以外の方が後継者なら、
➂配当還元方式で、構いません。
つまり、配当10%までなら、
額面になる、計算方式です。
経営者でも、このことをご存知でない方が、
ときおり、おられます。
“株価が高くなっていて、どうしたらよいものか…?”
と、お悩みの方に、
“ところで、後継者は同族の方ですか?”
と、お聞きします。
すると、
“いいえ、私には子供がいないのです。
長年ともに働いてくれている、取締役に譲るつもりです。”
“えっ、ということは、同族以外の方ですか?”
“そうです。”
“なら、配当還元でいいじゃないですか?”
“えっ?”
“要は、額面で譲渡できる、ということですよ。”
“そうなんですか??それは知りませんでした。。。。”
と、株価対策は、あっさりと、終わるのです。
こういうお話しを聞くたび、
税理士先生の方々は、本当に、相続や株式のことを、
ご存じでないのだな、と、実感するのです。
つまり、
セカンドオピニオンとなる存在の大切さを、
思い知らされるのです。
長くおつきあいのある税理士先生でも、
得意でない部分については、
セカンドオピニオンの存在を、嫌がりはしません。
とくに、株式、相続、ということについては、
活用されることを、おすすめいたします。
“誰にお願いすればいいか、わからない!”
というなら、遠慮なく、我々にご相談ください。
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