「あほ! ちゃうか?」 その①
大阪人の私がよく使う言葉に「あほ! ちゃうか?」があります。
関東の方々は、阿保と言われると
バカと言われるより傷つくらしいですが、
バカより軽く、まして、ちゃうか? となれば、ではなかろうか?
となり非常に軽いのです。
ですから私が使う「あほちゃうか?」は、
あくまで疑問形であって「バカじゃなかろうか?」と
関東の方が使うのと同じなのです。
今回、2月に上梓しました、
「儲かる会社をつくるには赤字決算にしなさい」の本の中身は、
多くの中小企業の親爺社長が銀行と税務署に対して,
未だもっている「古い古い過剰な思い込み、
とんでもない考え違い」を正すために表した本なのです。
いかなる過剰な思い込み、気を遣いすぎなのでしょうか?
銀行からみれば借金してくれる方はお客様です。
利息を払っていただくのは会社なのです。
税金を払ってくださっているのは、
法人税も社員の源泉も会社が払っているのです。
気を遣っていただくのは銀行であり、税務署なのです。
私は、大阪人なのかもしれませんが、
銀行も税務署も得意先も仕入れ先も過剰に恐れることはないと思っています。
常に立つ位置は、5分と5分ではないでしょうか?
銀行を恐れるのは、いまから25年前
1990年以前の経営環境であれば、そうであったが,
今や日本の銀行にはお金が過剰に溜まっており、
大企業は銀行からの融資に頼らず、直接に証券市場から可能であります。
地方銀行に至っては、貸出し会社が減っているのです。
税務署を恐れ、気を遣っているのはなぜでしょうか?
なぜ、仮装隠蔽までして、日本の会社は税金を納めているのでしょうか?
消費税、各種資産税、社員の源泉税から法人税まで・・・
日本人は、他の国の民族よりも正直で真面目な人間が多いと信じているのですか?
今の時代、どこに支払っても領収証がすぐにいただけ、
記帳もコンピューターで楽になっており、何を一体、恐れるのでしょうか?
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