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2015年3月26日 (木)

借金というもの

他人様からお金を借りるというのは褒められたことでもなく、
そうそう簡単に貸してくれるものではありません。

貸すことをビジネスにしている銀行に借入を申し込む場合でも、
心理的には立場が弱くなるのは理解できますね。

ビジネスマナーとして「借りてやる!」などという態度は、
どうしても取れないし、取ってはならぬことです。

しかし、会社経営で銀行から借り入れる時には、
常に次のような事を肝に銘じて行動してほしいと思います。

・急にいうのではなく、2~3か月前ぐらいから数行にいかがでしょうか?
と問う。こちらの方に資金需要が発生したことを打診する

・当方としての期間、金額を言い、
条件(金利率、中途返済あり、担保、個人保証の有無)を
はっきりと明示してもらう

会社経営者として、商法に則り、
はっきりとした借入条件を聞き、
取締役会(たとえ開催していなくとも)もしくは、役員の了承を得るのは義務です。
一人で勝手に決定してしまうのは、背任行為なのですね。

私が、よく相談を受ける中で
「今、借りている金利率が高いので、他行から安い金利で借りて
返済しようと思うのですが、高い「違約金」を払えと言われるのです。
借り換えをやめようと思うのですが・・・・?」

違約金を払えと言われて、驚いている人がいます。

「違約金」! と称して何か罰則的なお金であろうと思わすように
銀行の担当者は、脅しに似たようなことを言ってきます。

「違約金」は、罰則的なものではなく、
そのまま満期まで支払うべき利息の総額なのです。
変えて安い金利額と計算したら、どちらが有利かわかるはずですよ。

「違約金」を交渉によって下げてもらった実例を見ていますし、
今後、借入を実施するときは契約書を見て、途中繰上返済も発生する。
その時、違約金を支払わなくてもよい契約をしておけばいいのです。

他から借りる時には、時間的、心理的、知識的、余裕をもって、
事に当たることが重要です。

借金は慌ててやるものではありません。

(井上和弘)

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