シルバーマーケット 市場が面白い
65歳以上の人々が人口の 1/4 25%を占めると予想されていましたが、
その通りになっております(当たり前ですが・・・)
これらのシルバー層は、高所得層と低所得層の二極分化であり、
貯蓄高1千万円以上の世帯数が半分を占めるといわれています。
世間で言われているように若者がプアーで、シルバー層はリッチなのです。
テレビでは貧しい方の情報を流しはしますが、決してそうではないのです。
「おれは 豊かだ!」 などとテレビに出てくるアホはいないのです。
日本の個人が持つ金融資産は、約1700兆円なのです。
米国に次ぐ2番目なのです。
そして、その1700兆円の半分が現金と預金なのです。
ですから、民間銀行も郵便貯金も金が余って、貸出先が少なく困っているのです。
お金を持っていて、長い生きする。
シルバー層は、お金とヒマを持っているのです。
それでは シルバー層は何に力点をおこうとするのか?
・健康の維持、長生きしたい
・食生活 高額でもおいしいものを食す
・余暇を生かす 旅行レジャー
・趣味、教養への消費
・住生活をリフォームして快適に過ごす
これらのニーズウオンツは、あらゆる業界の商品、サービスに影響を与えるのです。
市場環境の分析では、常に表と裏があることを考えないといけない。
ヤングマーケットは縮小しても、シルバーマーケットは豊かなのです。
プラス面もマイナス面も存在するのです。
既存の技術、既存の製品、サービスを
シルバーマーケットに結び付けられないかで思考してみるべきであります。
(井上和弘)
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