関西空港が世界一(?)
関西空港が世界一になったと報じています。
①空港手荷物の不明率が開港以来ゼロである
②空港到着時 手荷物カウンターでの迅速性も高い評価を得た
確かに他の国(カナダ、ハワイ、イタリア)で手荷物が出てこない。
どこへ行った、不明などという経験を私はしています。
どこの国もかなりカウンターで荷物が出てくるのに待たされますね。
テレビのコメンテーターの芸人たち(関西人)が、
日本人の真面目さ、几帳面さを力説して、
まるで関西人が荷物を丁寧に扱う力量があるかのごとく言っていました。
関西空港がこのように、世界一になったのは、
実は、ドイツはミュンヘン空港の指導のお蔭なのです。皆さんご存知ないでしょう・・・・
実は、日本経営合理化協会主催の「井上 和弘 『欧州儲けの新ネタと舞台裏』」
というキャッチフレーズの視察で、
2006年5月1日にミュンヘン国際空港の舞台裏を見学しております。
テーマ内容は
①ドイツの新たなるハブ空港となるべくその戦略と差別化
②人、荷物をいかに早く、正確に捌くシステム化とは
③ワールドカップに向けてカスタマーサービス対応策
でした。
なぜ、2006年にミュンヘン空港を見学したかというと
その前年、世界一になり、数々の賞を得たからなのです。
その時に関西空港は、このミュンヘン空港のマネジメントシステムを導入し、
コンサルタント契約をしていたのです。このことは、現地で初めて知ったのです。
三面荷札付、大型化バーコードによる全自動の荷捌きシステムの現場、
又、到着、出発、人、荷物を大型液晶画面数台による集中コントロール室を見学したのです。
すぐに人的心情から日本びいきで、日本人の優秀さを誇るのも、
わからないでもありませんが、
今回の賞は、ドイツのミュンヘン空港のシステムの優秀さのお蔭なのです。
空港の集中する荷捌きを人力でやろうとしても絶対無理ですよね。
(井上和弘)
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