市場環境の変化
高齢者シルバーマーケットを考える
間違いなくこの市場は、今後20年間は 伸び続けると思います。
しかし、それゆえに新規参入する会社が多く、
衰退マーケット以上の競争激化が見て取れます。
・介護ビジネス(デイケア、多機能型訪問介護 etc)
・バリヤフリー 家庭内安全商品
・介護補助機器、移動機具
・高齢者余暇ビジネス(学習、ホビー、旅行)
・葬祭、エンバーミング
・カツラ、入れ歯、
・介護用衣料、寝具、車輛
・老人マンション、住宅
・機能性食品、サプリメント
・癒し商品、ペット、ロボットペット
・老人用 IT機材
・若返り化粧品、薬
競争が激しいだけではなく、新たに参入しても、
あまりにもマーケットサイズが小さいことが多く、
それらが成長し、成熟期を迎えるまで時間が必要であり、
それまで持ちこたえられる財務力があるか、どうかが問われるのです。
しかし、一方では、新しく生まれるニューマーケットであることは確か!
新市場、成長市場に何本かの柱をそのマーケットに立てる!
という事に挑戦するのも正しいことではありませんか!
葬祭マーケットは、成長産業と素人目には映るでしょうが、
決してそうではありません。
なぜならば、平均寿命が延びたおかげで、
死亡年齢が90歳代になっています。
葬儀の参会者の激減により、単価が落ちてしまい、
家族葬、火葬場へ直行などという事になっているのです。
ともかく過去のような盛大な葬儀は減ってきて、
結婚式と同じく非常に地味になっています。
死亡者が増大したことにより火葬施設が足らず、
死者をお預かり、お泊めする専用のホテルや
エンバーミング(死化粧、腐敗防止、衛生処理)が伸びているのです。
中身が変わっているので、いかに早く顧客ニーズに合わせて変わるかでしょうね
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