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2015年5月11日 (月)

原単価把握でコストダウンに取り組む

原材料コストが上がってくるのです。
これらの吸収は、原単価で考えてみることで、
コストダウンに繋がることができます。
原単価でコストを考えてみる。これはどういうことか?

例えば、自社の各社員 1時間当たりの給与はいくらかという事です。
各々の正社員の費用(給与+賞与+法定福利費+厚生費+通勤費=労務費合計)
を勤務時間で割ってみると出てきます。

新入社員18歳の人間でも、
時間当たり1500円になってくるはずです。
労務費原単位、単価がいくらであるか? 
どれだけの作業量をこなすか? である。

包装にしても、製品一個当たり どうコストを軽減するか? 
エネルギーにしても燃料・電力・1キロリットル、
1キロワット当たりの生産をチェックするかである。

原材料の設計の変更、材料の代替、歩留まり、不良ロス低減について、
もう一度、初心に返って考えてみることです。

我々のシルバー年代は、今や会社の中に存在せず、
すべてリタイヤーしてしまっています。

第一次石油ショック(昭和48年 1973年)の狂乱物価時代を体験し、知っています。
その時点まで、所有していた不良在庫までもが高値で売れ、大黒字。
その後の物価上昇で思惑だけで値上げしても一気に需要は急激に落ちて、
その後、大赤字、倒産が激増したのです。
それを体験しているのです。

第二次石油ショック(昭和54年 1979年)も前と同じ状況が来たのですが、
企業も家庭も馬鹿げた狂乱物価、超インフレの体験を冷静に受け止め、
安易に売り価格に転嫁することなく、
自力本願でコストを吸収していったのです。

それ以後の省エネ対策によるエネルギー消費は、
世界でも一番といえる効果を生み出したのではないでしょうか?
アメリカのバカデカイ乗用車は姿を消しました。

円安や労務費のアップや値上げムードに対して、
悲観的にならず、原単位で生産性効率を考え、原単位でコストダウンに、
今一度、今の時代を背負う中堅社員の方々と取り組めば、
競争力が会社に付いてくるのです。

(井上和弘)

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