苦しみをいかに減ずるか?
喜びを人に分かつと喜びは2倍になり
苦しみを人に分かつと 苦しみは 半分になる
テイートゲ(ドイツの詩人)
人間は、嬉しいことがあるとやたらと他人様に言いたくなり、
時には自慢話になります。
経営上では、確かな目標を設定し、達成感をチームで味わう行為は、
一人の目標にするよりもチームにした方が喜びは多くなります。
我々経営者は、仕事上で上級職になればなるほど会社で苦しい事、
悔しい事、多々問題が発生します。
幹部として頼りにしていた人材が退職する、
ライバルによる裏切り、ある時は、解雇しなければならない苦悩・・・
人だけではなく、得意先に切られる。お得意先が倒産する。
たちまちお金に窮してしまう。お金の苦しみ。
これらの苦しみは、果たして他人様と分かつことができるでしょうか?
トップの社長がかかえる苦しみは、
そう簡単に他人様や社員に打ち明けることができません。
そして、苦しみを分かったとしても解決策がないと減じはしません。
平素のハードワークの上に、これらの苦悩が重なると睡眠がとれない。
疲れがとれない。固形物がのどを通らない(飲食減)、アルコールに依存する。
ストレスが積み重なると精神的にもおかしくなり、いわゆるうつ病になってしまいます。
よって 私の仕事の中には「聞いてあげる」という医者に似た行為があるのです。
「肩に重たい苦労を置いてください 背負ってあげるよ」の精神です。
守秘義務のある信頼をおける「士業」の人に相談相手に持つべきです。
「医師」「弁護士」「税理士」「公認会計士」「社会保険労務士」など
しかし、聞いてあげても、
結局、自分がそれらの苦しみを克服しないと 本当の解決にはなりません。
よって 私は経営者の
・体をうごかす 運動をする
・仕事以外の芸術と触れ合う
・笑いの中に自分を置く
ことが、ストレス発散の方法であると信じて、実行しようと思っています。
そして、追い詰められたと思わず
「もう」
「まだ」
「もう」を「まだ」思考に考えることです。
「もう だめだ!」
「まだ 方法は ある!」
と思考を ギアを「まだ」に入れることです。
そして、夜眠れないなら 医者に頼んで 睡眠薬をもらって眠ることです。
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