最近税務調査の本 2冊を読むことがありました
一冊は、資料調査課の強引な調査(徴収権力 落合 博実著)のやり方
もう一冊は B勘あり (飯田 真弓著)の個人経営者の実例本です。
『上がらせてもらうよ』と勝手に二階に上がってきたり、
全店を一斉に臨店したりしている。
こんなことは 今日もあり得るのだろうか? あったらおかしいのです。
①臨場したら、まず納税者本人の承諾を得る。
調査対象者が不在の場合には電話等により連絡し、
協力と承諾を求める
②毅然たる態度で、対応は丁寧に。
身なり、言動に注意し、丁寧な対応を心掛けるとともに、
過大な緊張感や不安感、不信感を与えないように配慮する。
③金庫、机の引き出し等の中の書類を確認する場合には、
相手に開けてもらうことを基本とし、
承諾なしに直接手を触れたりしてはならない。
④居室のプライバシーは尊重する。
居室、女性のハンドバック等の中を確認する必要がある場合は、
特に念押しし、必ず確かな承諾を得る。
⑤終わったら整理・整頓を忘れずに。
調査終了後は調査対象者に事後の不快感が残らないように留意する。
机の引き出しや金庫の中を調査することは
「調査の目的と関係なければ『お断りします』と言えばよく、
社員の引き出しを開けることは断れるのです。
まして、店のレジを開けたり、個人の部屋まで入れないのです。
そんな横暴が許されるのは査察調査の場合のみです。
そこまでいくには、よほどのことがある場合でしょうね。
銀行には優越的地位の乱用が行員の言動にあり、
税務署は国家権力をカサにきた横暴な振る舞いは許されないのです。
常に正しい日々の行動を行い、毅然たる態度を保ちたいものです。
(井上和弘)
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