なぜ 社長 実行しないのですか その③
個人の節税節「小規模企業共済」をご存知ですね?
社長個人の所得税の節税を平素考えておられるのでしょうが、
どうもこれに対して自ら真剣に取り組んでおられるとは思えないのです。
毎年2月14日~3月15日は、確定申告を提出しなければなりません。
その書類の作成を会社の経理や出入りの税理士事務所に
まかせっぱなしにしてしまっているので、
自分の所得税に何の興味も示していないのが実情ではないでしょうか?
経営者の税金が高いと嘆かれるならば、
もう少し考えてみてはいかがでしょうか?
・収入金額 イコール 所得金額ではない
(収入金額が多くても 所得金額が低くなります、低くすることが出来ます)
・所得から差し引かれる金額、
すなわち各種控除をしっかりと考えればいいのですが考えていますか?
特にお薦めするのが「小規模企業共済制度」に入られることです。
最高毎月7万円 年84万円が所得控除されるのです。
10年で840万円、20年で1680万円、
30年で2520万円の総額となり、個人に戻ってくるのです。
その時には、退職金計算をしてくれ、分離課税の1/2加税です
顧問税理士にこのことを問えば
「ダメです! 貴方の会社は規模が大きくて入れません!」 となります。
全く やる気がないのです。
「井上先生 ダメでした!」
「規模の小さい子会社、別会社があるじゃないか! そこで 申請しなさい」
「できました!」となります
医療費控除もよく似ています。
高額人間ドッグや家族の治療費、薬代、
まめに領収書を1年間備えておくことですね。
(井上和弘)
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