無人ホテル 行ってみました。
ハウステンボスに、無人のホテルができたと知り、
行ってみました。
「変なホテル」という名の、ホテルです。
チェックイン、チェックアウトは、
ロボットと機械で対応してくれます。
対応言語も選べます。
特別なお願いなどがなければ、特に不具合はありません。
これで十分です。
チェックイン前に荷物を預かってもらう場合は、
トランクロボがあり、そこで預けます。(有料です。)
フロントや部屋の周辺には、各種自販機が設置されています。
部屋の中も、かなり質素です。
テレビはなく、備え付けのタブレットで、
視聴できるようになっています。
なので、画面は小さいです。
フロントは無人なので、電話もありません。
緊急連絡先は、書かれています。
このあたり、レジャー用途のホテルとしては、
物足りなさを感じます。
人的サービスの価値の高さを、改めて感じた次第です。
レジャー先では、人によるおもてなしが、欲しいですね。
ただ、ビジネス用途としては、
これでいいんじゃないか?
と思うところが大きいです。
結局、滞在中、スタッフをみかけたのは、
遅めのチェックアウト前に、おそうじのおばさんを、
一人見かけただけです。
スタッフの待機部屋はあるようですが、
日常的に接客していることは、ないのです。
むしろ、設備のメンテナンス要員、といった感じです。
で、料金ですが、他のオフィシャルホテルに比べると、
3割前後、安いです。
労務コストを下げるために取り組まれたホテルですから、
料金もその分、低く設定されています。
人員確保やそのコストに悩まされることなく、
残業代、法定福利費、賞与、昇給、いっさいありません。
必要なのは、設備の向上とメンテナンスです。
それでも、宿泊サービス業として、成立しているのです。
そういう時代が来ているのです。
“これはヒトがやらなければいけない!”
という思いこみを捨ててしまい、
人対応か、マシン対応か、業務を再分類することが、
新たな時代の労務コスト対策の第一歩、と言えるのです。
(古山喜章)
【DVD発売しました!】
DVD「社長の経営財務」を、
日本経営合理化協会より発売しました。
多くの経営者が苦手な、貸借対照表が、
これを見れば驚くほどよくわかります。
詳細&お買い求めはこちらからどうぞ。
【最新書籍のお知らせ】
「儲かる会社をつくるには、赤字決算にしなさい」
がダイヤモンド社から発売中です。
弊社でも、ご注文を受け付けております。
メールにてお問い合わせの方は、こちらをクリックしてください。
【ブログ-井上和弘の寄り道スケッチ】
道場主 井上和弘の趣味、旅、雑学など、
会社経営からちょっと離れた、日常生活をつづったブログ、
「井上和弘の寄り道スケッチ」もぜひご覧ください!
こちらをクリックしてください。
日本経営合理化協会のサイトにて、
「銀行交渉はこうしなさい!」音声配信を始めました。
図を見ながら音声を聞く、新たな配信形式です。
こちらからどうぞ。
LINEアプリのタイムラインにて、
巷で出会ったスイーツを、3行だけ書いて紹介する、
「スイーツ3行書く命」を配信しています。
ID:icofuruyama で、LINE内で検索ください。
« 高額退職金支払いの実例 その① | トップページ | 高額退職金支払の実例 その② »
「人事・労務」カテゴリの記事
- ジョブ型雇用が増えてきました(2020.07.21)
- 採用環境が大きく変わってきました。(2020.07.14)
- 休業手当は時間単位でも可能です(2020.04.07)
- 休業手当を満額払って、雇用調整助成金で9割回収しなさい(2020.03.31)
- 未払い請求が2年から5年に ②(2019.05.30)
コメント