人材資産を償却資産に転換しなさい!
“貸借対照表(B/S)を面積図にしなさい!”
と、日々申し上げています。
ただし、そこに入っていない資産があります。
それは、人材資産(ヒト)=労務コスト、です。
“人材は宝なり!”というくらいですから、
資産と考えても、無理はないのです。
人材資産=労務コストです。
残業、社会保険など、労務コストは年々増えます。
人材資産を加えたものが総資産だとしたら、
放っておいても、総資産は増えてしまうのです。
回転率も、ROA(総資産経常利益率)も、悪化するのです。
しかも、不良人材資産も、なかには含みます。
今のままでは、経営財務を圧迫してゆくのは、見えているのです。
“土地は減価償却できないから持つな!”
と言っておりますが、人材資産はもっとたちが悪い、
ということなのです。
減価償却できないどころか、
労務コストは、どんどん増えてゆくのですから。
キャッシュを食いつぶすだけです。
ならば、時間をかけてでも、
労務コストである人材資産を、設備など、
償却資産への転換を図ればよいのです。
ロボット化、システム化、人工知能化などにより、
償却資産化できれば、減価償却ができるのです。
キャッシュフローを生み出すのです。
その大転換を進めなければ、
迫りくる人材氷河期のなか、凍え死んでしまうかもしれない。
そんな時代が迫ってきているのです。
10年、20年をかけてでも、
人材資産から償却資産への転換は、進めなければならないのです。
(古山喜章)
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