固定資産税、減らせます
中小企業の投資にとって、
大変メリットのある即時償却制度が、
まもなく終わります。
(一部は、平成29年3月まで続きます)
この即時償却という制度は、延長がありません。
が、代わりに固定資産税を安くできる、
という制度ができる予定です。
始まりは、平成28年の夏頃からで、
平成31年3月末までに終了する予定です。
※平成28年の4月に機械装置を取得した場合、
この制度の適用は受けられません。
この制度は、一定の機械装置を取得した場合には、
向こう3年間にわたって、
固定資産税が半分になるというものです。
たとえば、平成28年の秋に取得した場合は、
平成29年、30年、31年の固定資産税が、
減額されます。
固定資産税は、毎年1月1日時点で、
固定資産を保有している場合に、
帳簿金額の1.4%がかかります。
1億円の機械装置なら、140万円ですね。
大きくもないですが、小さくもない金額です。
今回の制度で、
固定資産税が半分となる対象設備は、
次の4つの要件を満たすものです。
①販売開始から10年以内のもの
②生産性が年平均1%以上向上するもの
③1台あたりの取得価額が160万円以上
④「経営力向上計画」を作成して、国の認定を受けること
即時償却の要件とよく似ていますが
違っている部分もあります。
具体的な説明は、次回に続きます。
(福岡雄吉郎)
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