マイナス金利 その① 預金のメリットは
銀行業の方々の経営は難しい時代になりましたね。
マイナス金利などという日銀政策は、
私の思考から申せば逆さまの発想で、
どう考えたらいいのかすぐには手の打ちようが解らないのですが・・・・・?。
銀行等の金融機関は、日本銀行に預金口座(当座預金)をもっているわけで、
財政政策で日銀はお金(紙幣)を金利はとらないから、ほら使え!
といって、その銀行の口座にボンボンとお金を入れてくれました。
今度は、そこの口座に置いておくだけで金利を付けずに、
手数料(マイナス金利)をとるぞ!
早く引き出して、市中にもっとお金を廻して使わせろ! となったわけですね。
お金は潤沢にあります。
金利率は安い、皆さん、使ってください!と叫んでいるのです。
しかし、どうも日本の皆さん、過去に懲りていますので、
全然バブル化しないでおとなしいですね。
アベノミクスもどうも効果がなく、安倍首相もお困りでしょうね・・・
マイナス金利率については、
35年前(1981年) 私は、スイス銀行に顧問先のトップと一緒に出掛けました。
スイスの秘密口座なるものに興味を持ち、
香港で貯めた資金を持って行こうと計画しました。
秘密口座なるものは確かにありましたが、
預けるお金の単位は、10億いや 100億円単位で1億や2億では話にならず、
金利どころか、口座維持手数料が要ったのです。
1981年 昭和56年頃は 金利は1割(10%近く)
1億円も持っていれば年間1千万円の金利がついて
充分それで一年間生活が出来た時代でしたね.
今日では 1億円の預金があっても金利は千円しかつかないのですね?
一般市民にもこれからはマイナス金利、口座手数料が取られる時代が来るのでしょうか?
それだったら、現金で、我が家の金庫にいれておけばいいのでしょうね。
いったい 預金のメリットは何でしょうか? 貸金庫(?) 現金出入帖(?)
我々はどう 考えたらいいのでしょうか?
(井上和弘)
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