プリペイドカードが増えてきた
昨年あたりから、主要外食チェーンを中心に、
プリペイドカードの取り扱いが、増えてきました。
そのシステム管理を低コストで受託するサービスが、
続々と登場してきたことが一因です。
が、何より、前受け金で先にいただける、
ということに、どことも魅力を感じているのでしょう。
その都度チャージするタイプもあれば、
銀行口座から自動チャージのものもあります。
私も、スターバックスのプリペイドカードを使っています。
自動チャージにしています。
会計も早いし、チャージの手間もいりません。
使い勝手がよく、便利です。
チャージの上限額も、さまざまです。
数千円のものもあれば、全日空のプリペイドカードは、
30万円が上限です。
提供する側にしても、顧客ごとの消費データをつかめます。
現金ではつかめないデータを、把握できるのです。
前受け金で受け取ることができ、個人の消費動向を把握できる。
加えて、オペレーションを簡略化させ、時間短縮できます。
ピーク時における、レジでの回転を速くできるのです。
導入する側のメリットは、大きいのです。
なかでも、強く言いたいのは、やはり、
キャシュフローを良くする効果のことです。
プリペイドの前受け金が増えれば、
銀行借入金も、それだけ減らすことができます。
当然、今は低いとはいえ、支払金利もその分減ります。
“うちの業界ではちょっとムリじゃないか・・・”
“まだまだコストがかかるのでは・・・”
“LINEがプリペイドマネーで、問題視されていたな・・・”
などという懸念があるかもしれません。
とはいえ、
マネーの電子化、プリペイド化、仮想化は、
まだまだ進みそうです。
コンビニに行けば、アマゾンやスマホゲームなどの
プリペイドカードが、簡単に買える時代です。
少しでも回収を早めたい、前受け金があれば助かる、
という会社は、この動きに注目しておいてほしいのです。
(古山喜章)
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