サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
フォト

ICO新刊発売のお知らせ!

福岡雄吉郎の「賢い節税2024」セミナーのお知らせ

  • 福岡雄吉郎「賢い節税2024」セミナーのお知らせ
    2024年2月20日(火)大阪、2月22日(木)東京(オンライン受講あり)にて。10時30分~16時00分。2024年の税制改正を踏まえての大好評の「賢い節税」セミナーです。 申込の詳細は追ってお知らせいたします。

井上和弘「経営革新全集」10巻完結記念講演会 CD発売!

  • 井上和弘「経営革新全集」10巻完結記念講演会 CD発売!
    2023年7月に開催され大好評を得た、井上和弘の記念講演セミナーを完全収録!全集のエッセンスを凝縮してお届けします! 移動中などにお聞きいただき、学びを深めてください。 動画でも視聴できるよう、購入者専用アクセスコードも入っております。

後継社長塾 修了生の声

経営経典・今日一日の額縁申込み受け付けます

  • 「井上教経営経典・今日一日」の額縁申込みを受け付けます
    価格20,000円(送料込み) ※色は黒色のみ。 商品の発送は、10月下旬になります。 お申込みは、下記メールアドレスまで。 ico@pearl.ocn.ne.jp

« 私は見た!死語の世界 ② | トップページ | 相続税の最高税率「55%」は高くない! という税務評論家 »

2016年6月18日 (土)

退職金の否認事例

退職金をもらった後も、
”実質的”に退職していなければ、
税務調査で否認されてしまいます。

たとえば、実際に公表された事例では、
次のような場合で、”実質的に退職していない”
と判断されています。

●決裁関係について

・代表取締役社長の押印欄の隣に、相談役の押印欄があった
・営業会議などの重要会議で、相談役の押印があった
→各経営事項に関する会議にかかる、経営関連事項の報告を受けていたことが
 認められ、稟議事項の決裁過程に関与していたことが認められた

●人事関係について

・従業員賞与の査定について、相談役のやり方にならって査定した
・相談役からの助言にしたがって、従業員の評価に反映させた

●財務関係(資金・予算)について

・売上予算の表の作成について、相談役に相談し、
 予算策定方法の提案を受けるなど、相談役に確認をしながら、
 予算を作成していた
・銀行借入額について、相談役の助言を得て再計算などを行い、
 借入額を決定した
・相談役は、複数回にわたり、主要取引銀行の担当者と面談をしていた

●その他の事項について
・相談役になったあとも、引き続き常勤であった
・社長室内に、社長の隣に相談役席を設けていた
・営業については、相談役は従前から関与していなかった

これをみても明らかのとおり、
退職しているかどうかは、総合的な判断になります。

退職金そのものが否認されたら、とても影響が大きいのです。
上記の事例を参考にして、
退職金の調査で否認されないようにしていただきたいです。

(福岡雄吉郎)

web拍手 by FC2

【20000部(第7刷)になりました!】
平成27年1月にダイヤモンド社から発売した、
「儲かる会社をつくるには、赤字決算にしなさい」
がおかげさまで、増刷を重ねつづけ、18000部になりました。
弊社でも、ご注文を受け付けております。
メールにてお問い合わせの方は、こちらをクリックしてください。

【DVD発売しました!】
DVD「社長の経営財務」を、
日本経営合理化協会より発売しました。
多くの経営者が苦手な、貸借対照表が、
これを見れば驚くほどよくわかります。
詳細&お買い求めはこちらからどうぞ。

【ブログ-井上和弘の寄り道スケッチ】
道場主 井上和弘の趣味、旅、雑学など、
会社経営からちょっと離れた、日常生活をつづったブログ、
「井上和弘の寄り道スケッチ」もぜひご覧ください!
こちらをクリックしてください

« 私は見た!死語の世界 ② | トップページ | 相続税の最高税率「55%」は高くない! という税務評論家 »

事業承継・M&A」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 退職金の否認事例:

« 私は見た!死語の世界 ② | トップページ | 相続税の最高税率「55%」は高くない! という税務評論家 »

おすすめブログ

2023年12月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

2022年 ご挨拶動画

  • 2022年 ご挨拶動画
    アイシーオーメンバーより皆様へ、新年ご挨拶とともに、2022年に進めてほしいことを、お伝えします。