新技術の影響を考える ①ドローン
新たな技術が登場すると、
その活用によって、なくなる仕事もあります。
あるいは、自社で業務を取り込める場合もあります。
それぞれの新技術に、自社に関わる影響はないのか、
考える必要があるのです。
①ドローン
もはや知名度は、かなり高い技術です。
テレビを見ていても、
「ドローンで撮影」と画面の隅に表示されるのを、
見る機会が増えてきました。
で、先日、カメラ付きドローンを操縦させてもらいました。
操縦してみて驚いたのは、あまりの簡単さです。
基本は、上下・縦横・方向転換、の操作です。
操作レバーから手を離せば、その場でじっと、ホバリングしています。
手元のコントローラーに、スマホやタブレットを設置します。
なので、撮影状況を手元で確認できます。
機種は、中国製のファントムⅣ、20万円です。
“どんな用途で売れているの?”と尋ねました。
“建設土木関係で、足場を組まないと見れないところを、
ドローンで撮影するそうです。”とのことでした。
これまで外注で足場を組ませていたのが不要になり、
自社だけで対応可能となったのです。
当然、コストも抑えれて、スピードも上がります。
しかも、操作は簡単です。
使わない手はないのです。
その一方で、
足場を組む、というニーズは減っているわけです。
全てが取って代わることはまだないでしょうが、
少なくとも、ドローンで済むところは足場不要、なのです。
ドローンで何かを運ぶ、というのは、
まだまだ試行錯誤の段階ですが、
撮影はもはや、実用レベルなのです。
点検やセキュリティ部門では、すでに力を発揮しています。
USJ等のアトラクションでは、照明効果にもドローンを使っています。
照らすドローンと撮影するドローンを扱えば、
ますます用途は高まります。
撮影対象物にセンサーがあれば、ドローンの自動操作も可能なのです。
自社で活用できることがないか、奪われる仕事はないか、
考えておいてほしいのです。
(古山喜章)
「儲かる会社をつくるには、赤字決算にしなさい」(ダイヤモンド社)
が、おかげさまで発行数20000部を突破しました!
弊社でも、ご注文を受け付けております。
メールにてお問い合わせの方は、こちらをクリックしてください。
【ブログ-井上和弘の寄り道スケッチ】
道場主 井上和弘の趣味、旅、雑学など、
会社経営からちょっと離れた、日常生活をつづったブログ、
「井上和弘の寄り道スケッチ」もぜひご覧ください!
こちらをクリックしてください。
LINEアプリのタイムラインにて、
巷で出会ったスイーツを、3行だけ書いて紹介する、
「スイーツ3行書く命」を配信しています。
ID:icofuruyama で、LINE内で検索ください。「kojinhosyo.pdf」をダウンロード
« 自社株の評価引き下げ(事業承継)方法 | トップページ | まだ行ける!少人数私募債の源泉分離課税 »
「経営」カテゴリの記事
- デフレンマインドから脱却しなさい④(2025.02.14)
- デフレンマインドから脱却しなさい➂(2025.02.13)
- デフレンマインドから脱却しなさい②(2025.02.12)
- デフレンマインドから脱却しなさい①(2025.02.10)
- 5年、10年経てば変わる⑤(2025.01.24)
コメント